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前立腺がんは早期発見・早期治療が大切です。前立腺がんの原因、症状、検査、治療を知っておきましょう!



前立腺がんの原因とは


 前立腺がんがどうして発症するのか、はっきりとした原因はまだわかっていません。前立腺には前立腺液をつくる無数の管状腺があり、その細胞が新しい細胞と入れ替わる中でガン化し、増殖していったものが前立腺がんです。前立腺の細胞がガン化する際にホルモンが関係すると考えられていますが、どのような仕組みでガン化するのかはわかっていません。ただし、前立腺がんの危険因子として加齢や食生活、遺伝が関係することはわかっています。


前立腺がんの原因@ 高齢者

 前立腺がんは50歳から徐々に発症する人が現れ、60歳を過ぎると患者数が増え始め、70歳以上で最も患者数が多くなります。前立腺がんの発症が高齢者に多いことから、癌の進行も他の癌に比べると遅いのが特徴です。

 前立腺がんにはホルモンが関係すると考えられていますが、詳しい理由はまだ解明されていません。前立腺の正常な細胞がガン化し、問題となるレベルまで大きくなるには20〜30年かかるとされており、それが前立腺がんが高齢者に多い理由の一つと考えられます。


前立腺がんの原因A 食生活の欧米化

 従来、前立腺がんは欧米に多く、日本ではとても少ない癌でした。しかし、日本の食生活が野菜や魚が中心の和食から、肉を中心とした動物性脂肪が豊富な洋食に変化するとともに、日本でも前立腺がんの患者数が増加するようになりました。この増加傾向は今だ衰えず、この数年の間に日本人男性の癌罹患数で第一位になると予想されています。

 肉やチーズなどの高脂肪食品が前立腺がんのリスクである一方、緑黄色野菜や大豆製品は前立腺がんのリスクを下げるとされています。自分の食生活を振り返り、思い当たることがあれば食生活を見直してみましょう。


前立腺がんの原因B 遺伝

 前立腺がんの発症リスクには遺伝が関与していると考えられています。実際、父か兄弟が前立腺がんになった人がいると、本人の発症リスクが2倍になり、父と兄弟、もしくは父と祖父が前立腺がんになった人がいる場合は、本人の発症リスクが9倍になるという報告がされています。

 前立腺がんは高齢になってから発症しやすくなりますが、このような遺伝性の前立腺がんの場合、40代から発症しやすくなることがわかっています。自分の家族歴に前立腺がんがある場合は、まだ若いからと油断せず、早めに検査を受けるようにしましょう。