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前立腺がんは早期発見・早期治療が大切です。前立腺がんの原因、症状、検査、治療を知っておきましょう!



前立腺がん治療後の後遺症


 前立腺がんの治療には少なからず後遺症のリスクがあります。そのため、治療を受ける際には医師から治療についての十分な説明を受けるのはもちろんの事、治療による後遺症のリスクについても説明を受ける必要があります。前立腺がん治療による後遺症の代表的なものに、勃起障害と尿失禁があります。

 前立腺の周辺には勃起に関わる神経が通っているため、前立腺の摘出の際に神経を傷つけてしまう恐れがあります。摘出が前立腺だけでなく、尿道や精嚢、リンパ節など広範囲に及ぶ場合はそれだけリスクも高くなることを覚えておく必要があります。

 また、前立腺を摘出する際に尿道を収縮させる働きのある外尿道括約筋が傷ついてしまうと、尿道の締まりが悪くなるために尿漏れ(尿失禁)が起こる可能性があります。通常は手術後に外尿道括約筋や神経の働きが徐々に回復するのですが、手術による摘出範囲が広かったり、患者が高齢である場合には機能が回復しない恐れもあります。その場合には、薬物治療などによって尿失禁の回復を図ります。