本文へスキップ

前立腺がんは早期発見・早期治療が大切です。前立腺がんの原因、症状、検査、治療を知っておきましょう!



前立腺がんの放射線治療


 放射線治療とは、放射線をガン細胞に当てて細胞分裂を妨げ死滅させる治療法です。放射線がガン細胞の増殖を抑えるメカニズムは、放射線がガン細胞のDNAを破壊し、細胞分裂を抑えることによります。

 正常な細胞もガン細胞も、細胞分裂する際には遺伝情報の基となるDNAが重要な働きをしますが、細胞分裂時にこのDNAが放射線によって切断されると、細胞は分裂できずに死んでしまいます。放射線は正常な細胞にも影響を与えますが、正常な細胞に比べてガン細胞の増殖スピードが速いため、正常な細胞よりもガン細胞により効果を発揮します。

 放射線照射は通常体の外から行うため、少なからずガン周辺の細胞にもダメージを与えてしまうのですが、前立腺は放射線の影響を受けにくい細胞組織であるため、放射線の量を増やして治療を行う事ができます。しかしながら、前立腺に隣接する直腸は放射線の影響を受けやすいため、照射の際には十分な注意が必要です。

 放射線治療は以前に比べて格段に進歩しており、よりガン細胞にターゲットを絞って照射ができるようになってきました。そのため、放射線治療による副作用も減少しており、治療効果も前立腺全摘手術に並ぶ結果を出しています。放射線治療は通院で受ける事が可能で、週3〜5回の照射を1〜2ヶ月ほど続けます。