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前立腺がんは早期発見・早期治療が大切です。前立腺がんの原因、症状、検査、治療を知っておきましょう!



前立腺がんの画像検査(CT・MRI・骨シンチグラフィー)


CT検査

 CT検査とはX線撮影装置を体の撮影したい部位で回転させながら撮影するもので、体の断面をコンピュータ処理した画像で見ることができます。

 臓器の断面も撮影する事ができるために詳細な検査が可能ですが、前立腺がんの早期診断にはあまり向いていません。しかし、肝臓やリンパ節、骨への転移を調べるなど、広い範囲で癌の進行具合を見る検査手段として用いられています。


MRI検査

 MRI検査とは体を強力な磁場の中に置き、細胞の中にある水素元素などを共鳴させて、その動きをコンピュータ処理して画像化する検査法で、磁気共鳴画像法ともいわれています。レントゲンやCT検査と違い放射線を使用しないため、放射線被爆の心配がありません。

 MRI検査はCT検査に比べて画像が鮮明であるほか、撮影断面の角度を自由に設定できるなどのメリットもあります。そのため、膀胱や直腸、精嚢などの周辺臓器への転移や、前立腺被膜への広がり具合を調べるのに適しています。

 また、最近では直腸に直接コイルを挿入する事で前立腺だけを撮影し、前立腺内部の状況や被膜外への浸潤などをより詳しく調べることができます。


骨シンチグラフィー

 骨シンチグラフィーとは、骨にできたガン巣に集まりやすい放射線物質を体内に注射し、しばらく時間が経った後に全身の骨をガンマカメラで撮影する検査です。骨にがんがある場合はその部分に放射線物質が集まるため、ガンマカメラによって黒く映し出されます。そのため、黒くなっている部分にガン巣があることが判断できます。

 前立腺がんは骨盤や椎骨など骨に転移しやすい特徴があるため、骨への転移の有無を判断するために有効な検査手段となっています。ただし、骨シンチグラフィーは骨の炎症や骨折の部分も黒く映るため、他の検査と併せて判断する必要があります。